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“動いて見えるもの、それは”

2020年4月5月、街から人が居なくなった景色は、無機質で殺風景でした。
いつも見慣れていたはずの街路樹の緑や花が、より一層色味を増して、季節のめぐりを強く感じました。
人の手にとどまることなく流れてゆく花から、花盛りの季節のスピード感、諸行無常の移り変わりを表現しました。

池田 幸穂
 

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“Automatic Line”

Automatic LineのシリーズはCNCという機械で描いている。
CNCとは工場など産業分野で昔から広く使用されている機械のことである。身近なものではプリンタに似ている。
機械を使うことは、道具として選択したに過ぎないが、私たちの生活はそうした産業機械で成立っている。そうした生活様式の中にあることが機械を選択した理由の1つである。
絵の構成要素も例外ではなく、布、木枠、絵具、道具のほとんどは機械で作られている。それは事実であって、大量生産と一言でいっても想像できないほどの人々の労働を必要としている。その事実が自明だとしても、しかしそれらの物がどうやって作られたかはとてもわかりづらく、とても見えづらい。

 

古畑 智気

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“Flying rough sketch”

時間について考えた絵です。

時計は右回りに進むが、時間が右回りに進んでいるという体感はない。
地層は時間の重なりで、縦に重なっている。ひめくりカレンダーも縦に重なっているが、日が進むごとに薄くなる。
漫画は読み進めることで時間が経過するので、コマ毎にジグザグしながら横に時間が進んでいく。   

閃いたことを私が絵にすると「図」のようになる。観た人にこの閃きを分かって欲しいからだろうか。

考えたことではなく、時間を体感するのは、窓の外が明るくなったり暗くなったりすることと、絵に絵具が塗り重ねられていくことだ。私が絵を描いて生み出すことが時計になっている。

 

吉田 和夏

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“無秩序な庭”

日頃自分が書き溜めているメモの中に、「無秩序な庭」と書かれたものがあった。いつメモしたか、なぜメモしたかは忘れてしまったが、そのメモを見つけたとき引っかかるものを感じた。
「秩序」とは「物事の正しい順序」「社会の諸要素が相互に一定の関係・規則によって結びつき、調和を保っている状態」という意味の言葉である。
一般的に人間社会では秩序を求められるであろう。
僕は、絵画の中は「無秩序」が許される「庭」でないといけないと感じたのかもしれない。

この絵は宇宙空間に人工物が浮遊している様を描いている。
1970年代に打ち上げられ、現在も孤独に宇宙空間を飛行し、離れていく地球に向かって信号を送り続けている宇宙探査機ボイジャー1号、2号に思いを馳せた作品である。

 

吉田 晋之介

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福島 淑子

ジェイ ムーン

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“Fun Sea ♡”

2016年に第一子を妊娠して、現在までに私が完成させた作品はこの一点だけです。

2020年6月現在、0歳児用の離乳食と、2歳児用の幼児食と、20代男性用のご飯と、自分の酒のアテを作る毎日です。

愚痴に聞こえるかもしれません、言い訳に、もしくは幸せ自慢に。


そんな私がなんか描きたくて描いた絵です。作った作品です。
なにか、と言われれば、そんな今までの生活と180度変わってしまった私のすべての希望のハートです。

 

坂本 真澄

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増田将大の作品は、対象となる何気ない風景を撮影し、その画像をプロジェクターで 同じ場所に投影。再び同じ視点で撮影するというプロセスを複数回くり返し、さらにそれを キャンバスの上にシルクスクリーンで刷ることで、多数の図像と絵の具の重なり、掠れを孕んだ イメージを映し出します。

増田は、幼少期に鑑賞した SF やホラー映画での体験を下地に、現実と虚構を画面に定着させ、 時間を視覚化した作品を生みだしてきました。我々の生きている時間は、一瞬一瞬が連続する 映画フィルムのように連なり、形づくっているのではと想起しています。 このカメラとプロジェクターを用いたイメージの重なりとズレは、絶対的な一つの視点など 存在せず複数人の客体が存在し、多くの目に多様な写り方をするように、一つのイメージもまた 複数存在していることを示唆しています。

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“寒樹島”

俗世間から隔絶された、独自の生活様式を持つ空中都市というイメージで制作しました。海の上にポツンと取り残されたようなこの人工の島は、一見すると文明と自然が調和して共存しているようにも見えますが、実際は人と自然は一切関わっていません。それぞれが大地から切り離され、互いに関わりも持たずにただ海の上に佇み、粛々と日々を過ごす風景を描きました。

 

平 俊介

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