ひとの手を見て これからのこの手が 触れる 包む 慈しむ 壊す つくるもの、人、ことをおもう。 自分の手はそんなに大きくないけど、 そのへんに落ちてる痛みをひとつ、 一緒に拾ってくるむことくらいはできるのかな。
替場 綾乃
おくるみ
2020年
アクリル、MDFボード
40.0 x 37.0 cm
Ayano Kaeba
Swaddling
2020
Acrylic on MDF board
15.7 x 15.6 inch
JPY 68,000- (+Tax )
アクリル、紙
21.0 x 29.7 cm / Framed: 25.0 x 33.5cm
8.3 x 11.7 inch / Framed: 9.8 x 13.1inch
JPY 26,000- (+Tax )
山形で生活をしていて思うことは、四季の移り変わりの豊さです。コロナ渦の中でも自然は変わらず、緑は芽吹き、燃え立つ新緑が日々眩しく、生命のたくましさを痛感します。近年は、フィールドワークをする中で作品を作る着想を得ることが多く、旅もままならない状況は、改めて身近な環境への眼差しを強めることにもなりました。 今回の作品は、自然から湧き出る木々のエネルギーのイメージと魔除けでもある籠目紋、神使である鳥のシルエットを組み合わせました。 籠目紋は、陰と陽、光と闇という相対する事柄や調和を意味し、邪気を祓う模様です。
室井 公美子
籠目
油彩、キャンバス
194.0 x 162.0cm
Kumiko Muroi
Kagome
Oil on canvas
76.4 x 63.8 inch
JPY 840,000- (+Tax )