再考 / Reflection
June 6 - August 8, 2020
vol.1 / June 6 - 27

小橋 陽介

小橋 陽介
首の垂れたチューリップと馬
2020年
油彩、キャンバス
116.7 x 116.7cm
Yosuke Kobashi
Tulip with Dangling Neck and Horse
2020
Oil on canvas
46.0 x 46.0 inch
JPY 690,000- (+Tax )

小橋 陽介
チューリップ鳥
2020年
油彩、キャンバス
60.5 x 91.0cm
Yosuke Kobashi
Tulip Bird
2020
Oil on canvas
23.8 x 35.8 inch
JPY 400,000- (+Tax )
この作品は昨年の秋にヒューストンのMcClain Gallery の個展で発表した’Particles of light’シリーズに連なる一枚です。
白く発光する粒子が金色の背景に、集合あるいは離散する、双方向、どちらにでも見える形で描かれています。
画面の下部は背景のテクスチャーを滑らかにすることで、静まった水面を思わせます。
それは此岸と彼岸を隔てる領域、そして、白い光の粒子は、根源的な生命のたましい、それが帰りゆく、或いは、生まれるてくる場所を想起させます。
早川 克己

早川 克己
Place for Reborn
2019年
アクリル、特殊顔料、パネル
150.0 x 240.0cm
Katsumi Hayakawa
Place for Reborn
2019
Effective pigment, acrylic on panel
59.0 x 94.4 inch
JPY 2,500,000- (+Tax )

川島 小鳥

川島 小鳥
おやすみ神たち
2014年
Cプリント、額
60.0 x 90.0cm
Edition of 5
Kotori Kawashima
Good Night gods
2014
C-Print, Framed
23.6 x 35.4 inch
Edition of 5
JPY 150,000- (+Tax )

川島 小鳥 + 谷川 俊太郎
おやすみ神たち|草木に
2014年
詩:シルクスクリーンプリント
写真:Cプリント
デザイン:寄藤文平(文平銀座)
21.5 x 31.0cm
Edition of 10
Kotori Kawashima + Shuntaro Tanikawa
Good Night gods "To Plants"
2014
Poem : Silk-screen printing
Photo : C-Print
Design : Bunpei Yorifuji ( Bunpei Ginza )
8.4 x 12.2 inch
Edition of 10
JPY 30,000- (+Tax )

“I’m waiting for you forever…”
「白雪姫」は、もともとドイツの民話でグリム童話集にも取り上げられ、ディズニー映画としても有名なことから世界的に広く知られている。
この作品では、魔女の呪いのリンゴを魔女にそそのかされ口にして息絶えた白雪姫が、一緒に暮らしていた7人の小人によってガラスの棺に入れられ、そこに王子が現れるという場面をもとにしている。
日本での政治家の振る舞いやスキャンダルと、それに対する反応や無関心の常態化への応答として描いたこの作品では、棺の周りには小人たちも、王子も描かれていない。
自ら大量の毒リンゴを用意して口にし棺に眠る白雪姫は、一人きりでいつまでも来ない助けを待っている。
大久保如彌

大久保 如彌
I'm waiting for you forever… Series of Fairy Tale
2019年
アクリル、綿布、プレキシミラー、額、メタルチェーン
30.5 x 47.0cm
Naomi Okubo
I'm waiting for you forever… Series of Fairy Tale
2019
Acrylic on cotton cloth, pleximirror, metal chain and frame
12.0 x 18.5 inch
JPY 250,000- (+Tax )

裏面

大久保 如彌
Because of You… Series of Fairy Tale
2019年
アクリル、綿布、プレキシミラー、額、メタルチェーン
30.5 x 47.0cm
Naomi Okubo
Because of You… Series of Fairy Tale
2019
Acrylic on cotton cloth, pleximirror, metal chain and frame
12.0 x 18.5 inch
JPY 250,000- (+Tax )

裏面

沈黙
散歩中、近所の老女と会った。楽しい世間話の途中で突然「こんなお婆ちゃんのお話を聞いたってしょうがないわね」と言って、彼女はにこやかに去った。
私は彼女を黙らせたものについて考える。
石庭 美和

石庭 美和
婦女と厄介と盲人より「盲人」
2020年
アクリル、綿布、パネル
80.3 x 65.2cm
Miwa Ishiba
"A Blind" from a Woman, a Nuisance and a Blind
2020
Acrylic on cotton cloth and panel
31.6 x 25.6 inch
JPY 240,000- (+Tax )

石庭 美和
沈黙
2020年
アクリル、綿布、ベニア
直径 45.0cm
Miwa Ishiba
Silence
2020
Acrylic on cotton cloth and veneer
Diam. 17.7 inch
JPY 90,000- (+Tax )

九州の林業が盛んな田舎町で家業である製材所を引き継ぎ15年程がたった。
毎日朝から夕方まで鋸屑まみれになりながら、小さな左脳をフル回転させて必死にやってきたつもりだ。平常時でも経営は厳しかったが、ここに来てこの騒動だ。正直、心は折れている。元々タフな精神力は持ち合わせていない。
独身の時はすごくお酒を飲んでいたし、家庭を持ってからはマインドフルネス的方法で、乗り越えるというよりは、痛みを散らす感じで何とかごまかしながら生きてきたが、今年に入ってから原因不明の全身痛に悩まされステロイドを常用するはめになった。そもそも絵を最初に描き始めた20歳の時もそうだったかもしれない。
その後に自覚した人一倍大きな承認欲求のせいで忘れていたが、絵を描く事は自分にとって腹式呼吸では得られない、感覚だけに集中できる唯一の方法だと改めて気付く事が出来た。
今は鏡に写った初老の顔を描く事で何とか気持ちを保っている。
佐藤 栄輔

佐藤 栄輔
untitled
2020年
アクリル、キャンバス
33.3 x 24.5cm
Eisuke Sato
untitled
2020
Acrylic on canvas
13.1 x 9.6 inch
JPY 80,000- (+Tax )

佐藤 栄輔
untitled
2018年
アクリル、キャンバス
33.3 x 24.5cm
Eisuke Sato
untitled
2018
Acrylic on canvas
13.1 x 9.6 inch
JPY 80,000- (+Tax )

The Smiling Skin
この絵は“とにかく最高の笑顔が描きたい”という気持ちが先立って描き始めました。
どんな人でも表情の裏側には、不安やネガティブな面を持ち合わせていますし、ネガティブな側面を全てクリアにして生きることは不可能です。
ですが、それ(ネガティブな側面)を内側に秘めていたとしても、人と人とが関わり合って生まれる温かいものを、人種も年齢も性別も隔たりなく共有できれば、どんな時代でも幸せに生きていけそうだなぁと思うのです。
藤森 詔子

藤森 詔子
The Smiling Skin
2019年
油彩、キャンバス、パネル
72.7 x 60.6cm
Shoko Fujimori
The Smiling Skin
2019
Oil on canvas and panel
28.6 x 23.8 inch
JPY 160,000- (+Tax )

藤森 詔子
The Flower for You
2020年
油彩、キャンバス、パネル
25.7 x 18.2cm
Shoko Fujimori
The Flower for You
2020
Oil on canvas and panel
10.1 x 7.1 inch
JPY 40,000- (+Tax )