両 国

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GALLERY MoMoの地下探索:鴻池朋子の『踊る手』

2021年11月27日(土) - 12月25日(土)


筆談トークイベント
筆談ダンス Dance in writing|鴻池 朋子・木下 知威
2021年11月28日(日) 15:00 - 16:30


イベントの様子はこちらからご視聴いただけます。
 

※オープニングレセプションは開催致しません。​

営業時間 :火曜日 – 土曜日  11am – 7pm   日曜・月曜・祝日休み

【新型コロナウイルス感染予防ご協力のお願い】

発熱や咳、息苦しさなどの症状があるお客様はご遠慮いだだきますようお願いいたします。

マスクの着用と、入店時に店頭にて手指のアルコール消毒をお願い致します。

混雑が発生した場合は、入場制限をすることがございます。

ギャラリーでは定期的な換気、清掃を行い、スタッフの健康管理、うがい手洗い消毒、マスクの着用の徹底をいたします。

 GALLERY MoMo 両国では、当ギャラリーでは初となる鴻池朋子の個展「GALLERY MoMoの地下探索:鴻池朋子の『踊る手』」を11月27日(土)から12月25日(土)まで開催いたします。本展ではタイトルの通り、鴻池のスタジオから見つけ出した作品をギャラリーがキュレーションし構成する展示の第一弾で、今回は鴻池の原点を探ります。
 鴻池朋子作品の整理をするためアトリエから大量のドローイングを預かったのは2年前、年代や作風にばらつきがあるもののどれも気持ちの良い線で描かれ、彼女の原点を思わせるドローイングを見つけることができました。
 最終的な作品を知っているからこそ、そうしたドローイングやちょっとした手遊びのように作った立体作品の多さから、「手から発想を得」て作品が生まれると言うプロセスを感じることができました。作品のアイコンのようなキャラクターを作り上げるのも、パーツごとに何枚も繰り返しドローイングにして作り上げていく工程は、おもちゃ会社に勤務していた彼女ならではのアプローチで、全てが繋がった気がした瞬間でした。
鴻池のスタジオを訪ねるたびに冒険しているようなワクワク感に包まれ、作品として形になる前の、鴻池の手が遊んでいる姿が目に浮かび、視覚からだけでなく身体全体で感じるこのような体験をギャラリーにも再現しようと考えました。
 一定のリズムで行き来するアースベービーの振り子は、自然の中を縦横に行き来する鴻池自身の姿と重なり、その空間を遊びまわるように動く姿が、鴻池が作品を作り出す際のライブ感の再現となることを目指しています。
 

 また、11月28日(日)には、木下知威と共に『筆談ダンス Dance in writing』の開催を予定しており、鴻池と木下が様々な筆談トークを行い、その筆談を文筆家の大竹昭子が読み上げ、生配信いたします。小さなギャラリーの空間から手作りで届けるこのイベントは、何が起こるかわからないワクワクもあり、鴻池が作品に着手するときのような遊びながら作り上げようとすることで、木下や鴻池だけでなく、そこにいる鑑賞者、配信を見ている人たちも巻き込み、コントロールの効かないような時間を共有できるのではと考えています。
 ギャラリーでの新しい試みを、『筆談ダンス Dance in writing』も含めて、是非ご高覧いただけると幸いです。

<鴻池 朋子プロフィール> こうのいけ ともこ

近年は触覚と嗅覚を中心にその活動が身体的に拡張している。海や山での歌やダンス、手芸での対話、動物が移動する道筋や、地形や気候なども巻き込んで、地球を様々な画材でドローイングするようにサイトスペシフィックな表現をし、新たな「どうぶつのことば」で芸術の根源的な問い直しを続けている。

主なグループ展:2016 年「Temporal Turn」カンザス大学スペンサー美術館・自然史博物館、2017年、「Japan-Spirits of Nature」ノルディックアクバラル美術館、2018 年「ECHOES FROM THEPAST /The Artists’ Kalevala」シンカ美術館(フィンランド)、2020 年「古典× 現代2020―時空を超える日本のアート」国立新美術館、他。 主な個展:2009 年「インタートラベラー 神話と遊ぶ人」東京オペラシティアートギャラリー、(霧島アートの森巡回)、2016年個展「根源的暴力」(群馬県立近代美術館)にて芸術選奨文部科学大臣賞、2018年「Fur Story」 Leeds Arts University(イギリス)、「ハンターギャザラー」秋田県立近代美術館、2020年個展「FLIPちゅうがえり」(アーティゾン美術館)にて毎日芸術賞。2022年夏より瀬戸内国際芸術祭、高松市美術館個展を皮切りに、静岡県立美術館へとリレー展が開催される。1960年秋田県生まれ。

​​鴻池朋子オフィシャルサイト

筆談トークイベント 
筆談ダンス Dance in writing|鴻池 朋子・木下 知威


2021年11月28日(日) 15:00 - 16:30


 

 

 GALLERY MoMo Ryogokuでは、11月28日(日)15時より、鴻池朋子と木下知威による『筆談ダンス Dance in writing』を開催いたします。

 木下知威は、幕末から明治・大正期にかけての盲唖学校の建築空間・社会・文化を通じて、盲人と聾唖者について考察をしている歴史学者で、自身もろう者であることから、普段は筆談や手話でコミュニケーションをとりながら、様々なイベントに登壇しています。

 鴻池は、木下との出会いを、「座敷童子のようにいきなりやってきて、私の目の前にちょこんと座り、しっかりとした筆圧で字を書き始めた」、「その瞬間、体のどこかがパカッと開き、私もその遊びに入れて!と強く思った」と語っています。素晴らしいリズムを持って文字を描き知的にそして子どものような感性で語る木下に魅了され、一緒に踊るように筆談し、文字/絵と言葉の間を往還している何者かを捕まえられないか?と思い、このライブが実現しました。そしてライブまでの間、交わされた2人の文通も展示します。

 筆談でのトークには音声がありません。では目の見えない方々にはどうやって伝えようかということになり、そこで、文筆家の大竹昭子さんに助っ人になっていただき、筆談のテクストを声に出して読んでもらうことになりました。

 二人が踊るように紡いだ言葉たちを読み上げ、ライブ配信もするこのイベントは、小さな街のラジオ局のようです。

 会場にいる人、ライブ配信を視聴している全ての人たちが、鴻池の言う「体のどこかがパカッと開く」という実感と、身体のセンサーを駆動させてコントロールの効かない未知の時間を体験できるのではと期待しています。果たしてどんなことになるのやら!真剣な遊びの瞬間が垣間見えることでしょう。  新しい試み『筆談ダンス Dance in writing』に是非ご参加ください。

 

木下 知威(歴史学者)きのした ともたけ

1977年、福岡県生まれ。博士(工学)。明治時代の日本の身体障害者の身体やコミュニティについて研究している。最近は車椅子や点字がどのようにして日本にやってきたのかを明らかにした。著述に「車椅子の誕生」「点字以前」「指文字の浸透」「ひとりのサバイブ」など。ろう者で、普段は手話や筆談で会話をしている。 
https://www.tmtkknst.com/


 

読み上げ

大竹 昭子(文筆家)おおたけ あきこ

1980年代初頭にニューヨークに滞在、文章を書きはじめる。小説、エッセイ、批評など、ジャンルを横断して執筆。著書に『図鑑少年』『随時見学可』『間取りと妄想』『須賀敦子の旅路』『東京凸凹散歩』など多数。写真関係の著書には『彼らが写真を手にした切実さを』『ニューヨーク1980』『この写真がすごい』『出来事と写真』(共著)などがある。2007年より都内の古書店を会場にトークと朗読のイベント<カタリココ>を開催。また東日本大震災の直後にはトークイベント<ことばのポトラック>を行い、現在も継続中。2019年、それらの活動をベースに「カタリココ文庫」の刊行をはじめる。最新刊は小説家・小山田浩子と大竹昭子の対談+ふたりの掌篇を収めた『嘘がつけない人』。

イベント・カタリココ  http://katarikoko.blog40.fc2.com/

カタリココ文庫  https://katarikoko.stores.jp/

ライブ現場親方

吉田 晋之介(アーティスト)よしだ しんのすけ

1983 年埼玉県生まれ。2012 年東京藝術大学大学院を修了後、当ギャラリーで個展を重ねる。 「不変項」をテーマに絵画では、具象的なモチーフを絵の具でレイヤーをつけ、抽象性を感じる画面を作り出しいる。近年では絵画同様、「不変項」をテーマにレイヤーのある構成で表現している映像作品も制作してる。イベントではライブ配信を担当。

https://yoshidashinnosuke.com/

企画協力

田中 みゆき(キュレーター/プロデューサー)たなか みゆき

1980年生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院非常勤講師。 21_21 DESIGN SIGHT、山口情報芸術センター[YCAM]、日本科学未来館で展覧会やパフォーマンスなどの企画に携わった後、「障害は世界を新しく捉え直す視点」をテーマに、展覧会やパフォーマンスなどカテゴリーにとらわれないプロジェクトを企画する。現在、東京都渋谷公園通りギャラリーで開催中の「語りの複数性」(12月26日まで)を企画。 https://miyukitanaka.net/

イベント名:筆談ダンス Dance in writing

出 演 者:鴻池朋子(こうのいけ ともこ)

      木下知威(きのした ともたけ)

協   力:大竹昭子(おおたけ あきこ)| 読み上げ

      吉田晋之介(よしだ しんのすけ)|ライブ配信

      田中みゆき(たなかみゆき)|企画協力 

日   時: 2021年11月28日(日) 15:00 - 16:30

会   場: ギャラリーモモ 両国

       定員20名|無料:先着20名 ※先着順、定員に達し次第受付を終了します。

 

※イベント当日は準備のため展示をご覧いただくことはできません。予めご了承ください。

定員 20名 

当日はライブ配信を行います。下記サイトよりご覧ください。

​ライブ配信サイト(Youtube

​注意事項

・入場受付は14:30から行います。お席は配置された椅子にご自由におかけください。
・当日、発熱や咳、息苦しさなどの症状があるお客様はご遠慮いだだきますようお願いいたします。
・感染対策の徹底をお願いいたします。マスクの着用と、入店時に店頭にて手指のアルコール消毒をお願い致します。
・当日はイベント準備のため展示をご覧いただくことはできません。
・ご予約いただいたお客様以外の会場への入場はご遠慮いただきます。

・イベントの撮影および録音(カメラ/携帯/スマートフォン/タブレットなどの撮影行為)は、禁止とさせていただきます。
・当日ライブ配信を行うため会場内では、写真や動画撮影が行われます。その際、会場内のお客さまが映り込む場合があります。
 それらは、当日のインターネット配信およびイベント終了後の展示などに露出/掲載される場合がございます。あらかじめご了承ください。