top of page
poster.jpg

MOMOPOLY / モモポリー
 

久保 如彌 / 川島 小鳥 / 鴻池 朋子 / 小橋 陽介 / 阪本 トクロウ / 早川 克己 / 増子 博子

   
2024年3月16日(土) - 3月24日(日)

 
会場:スパイラルガーデン(スパイラル 1F)東京都港区南青山5-6-23
開場時間: 11:00-19:00   入場無料


主催:GALLERY MoMo
会場協力 : 株式会社ワコールアートセンター

ギャラリーモモは2003年に六本木にオープンして以来、様々な個展やイベントを通じてアーティストとの関係を築き、自らのアイデンティティを模索してきました。

本展覧会は「モモポリー」と題し、アーティストとギャラリーとの関係を表現しながら、多様な表現で「つくる」ことを真剣に楽しんできた作品を展示します。難しいテーマは設定せず、スパイラルの個性的な空間を最大限に活かしながら、ギャラリーに所属するアーティストを一堂に展示することで、作品に新しい視点やインスピレーションを与える展示を目指します。

大久保 如彌

1985年東京都生まれ。2011年武蔵野美術大学大学院修士課程修了。他者との関係性や「家」をテーマに繊細で鮮やかに描きながら、現代社会の問題を掘り下げ、疑問を投げかけています。新たに裁縫やガラスなどの素材を用い、問題の根深さや繊細さを表現することを試みています。

NO-23-05.JPG

川島 小鳥

1980年東京生まれ。早稲田大学を卒業後、沼田元氣に師事。特定の人物を被写体にしながら時間をかけながら、その周りの風景などを丁寧に切り取った作品を制作しています。その作品には、「今」しかない変化や物語性を内包しながら、被写体との関係性が反映され川島の世界観を確固たるものにしています。

1D734C40.jpg

鴻池 朋子

1960年秋田県生まれ。東京芸術大学絵画科日本画専攻卒業。2017年、芸術選奨文部科学大臣賞受賞、2023年紫綬褒章受賞。玩具や家具のデザインに携わり、1997年より絵画、彫刻、パフォーマンス、アニメーション、手芸など、様々なメディアを用い、トータルインスタレーションで作品を発表しています。様々な分野と学際的にセッションを重ね、芸術の根源的な問い直しを続けています。2024年7月青森県立美術館にて個展を開催。

IMG_7464.JPG

小橋 陽介

1980年奈良県生まれ。2003年大阪芸術大学卒業。初期から続くself-portraitシリーズに加え、身近な人々やありふれた植物、景色へモチーフを広げ、意図的に思想性を排除し、ただひたすら楽観的なだけにも見えながら、そこには境界線はなく、カテゴライズされることのない寛容性のある表現により、多様性に溢れた社会と時代を象徴する要素を感じる作品を制作しています。

IMG_5436.JPG

阪本 トクロウ

1975年山梨県生まれ。1999年に東京藝術大学美術学科絵画科日本画専攻卒業。大学で日本画を専攻した阪本ですが、麻紙に質感の高い岩絵の具より、現代の日本的なモチーフを描くのに適した画材としてアクリル絵具を選び、独自の絵画世界を切り開いてきました。日常生活の中で目にした自然の風景や人工的な構造物を等価な眼差しで見つめ、そこで繰り返されるリズムや反復、重なりや中空に美を見出し、必要な要素を抽出してシンプルな画面に再構成しています。

IMG_9997.JPG

早川 克己

1970年栃木県生まれ。1992年日本大学芸術学部美術学科卒業後、渡米し1998年にSchool of Visual Artsを修了しました。線、面、点で構成した絵画や紙を使った半立体的な作品で都市のイメージを制作してきました。また、鏡面板を用いながら「見る」こと、「見える」こと、につての思考をより深め、視覚の認知と感覚、意識や心の動きなど、より根源的な問へと考察の射程を広げた作品を発表しています。

KH-21-03.jpg

増子 博子

1982年宮城県生まれ。2008年宮城教育大学大学院教科教育専修修了。初期より取り組む「盆栽」シリーズはペンによって自身がイメージする理想の形を育て、自然と人間の協働という視点で制作されてきました。その後、東北の各地を転々とし、その風土で培われたものを作品のインスピレーションにしてきました。2013年から始めた、一日一枚のドローイングを自らに課した「側−カワ−の器」シリーズは、現在も続いており膨大な量のドローイングの集積となっています。

中洲的な人_masuko.jpg
bottom of page