六本木|プロジェクツ

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重田 美月|寝覚めの開花

​2021年8月21日(土)- 9月18日(土)

※緊急事態宣言に伴う休業要請等で会期が変更になる場合がございます。

※オープニングレセプションは開催致しません。

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 この度、GALLERY MoMo Projectsでは8月21日(土)から9月18日(土)まで重田美月の個展「寝覚めの開花」を開催します。

 重田美月は1980年神奈川県生まれ、2002年武蔵野美術大学卒業後、トーキョーワンダーウォールや台北などのグループ展に参加し、2010年以降、当ギャラリーで個展を重ねてきました。

 初期よりアニメ調の画面を精緻な筆触とポップな色調で描き、ドローイングではぬりえ風と称して、独特な柔らかい線描で多くの人の目に深い印象をもたらしました。モチーフとなる風景や木々と日常の身近に接する物とが混在する画面は、まとまりのない現実をそのまま受け止め、肯定しようとする作家の姿勢が表現されており、シュールでありながら現実感をも併せ持っています。

 近年は中国や日本の中世〜近世の花鳥画への興味を深め、それらが持つ気配や存在感、変化するものへの繊細なまなざしに倣いたいと言います。重田には昭和の子ども向けのイラスト表現や玩具への趣味の域に達する好みがあり、そうした表現を無垢なものの象徴として、これまでも作品表現の要素として用いてきました。その思いは近作に於ける手入れのされていないような植物のモチーフにも込められており、それらがもたらす静かな幸福感に、中世〜近世花鳥画へのリスペクトが見られ、それは単なる様式の模倣という範囲にはとどまりません。

 本展では、原点であるぬり絵風シリーズの紙に鉛筆、色鉛筆の手法をとりつつ、絵画作品にも見られるコミック的な光の表現を融合させて作品を展示する予定です。『私たちの体が生きようとすることに興味があり、人が自然に生きるために大切な要素を絵にしたいと思っている』と、重田が言うように、モチーフになる動植物からは、以前にもまして豊かな色彩が色鉛筆の優しい着彩で表現され、生命力への祝福感をより一層高めた作品になっています。

 ご高覧いただければさいわいです。

アーティストコメント

 

私たちは毎日、より良く生きようとすることと、死なないように身を守ることを繰り返しています。 私たちにとって大切なのは、私たちの体に備わっている恒常性と、それぞれが持つ素直な感覚を自覚して重ね、自然な自分を生きていくことです。

ぬりえの輪郭線から色がはみだしてかたちになることで、私たちの生きようとする力を表現しています。

 

2021年 重田 美月

[略年譜]    

1980    神奈川県生まれ

2002    武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業     

 

[個展]    

2010    GALLERY MoMo Roppongi (東京)

2012    GALLERY MoMo Ryogoku (東京)

2015    GALLERY MoMo Projects (東京)

 

[グループ展]    

2007    「ワンダーシード」トウキョーワンダーサイト渋谷(東京)

2008    「トーキョーワンダーウォール2008」東京都現代美術館(東京)

       「全員展!!!!!!」MAGIC ROOM?(東京)

2010    「Visage vol.2」 GALLERY MoMo Ryogoku(東京)

       「本郷芸術スター誕生」AiCOLORS FACTORY(東京)

2011    「再生」 GALLERY MoMo Ryogoku(東京)

       「As Long As Rainbow Lasts」 SOKA Art Center(台北)

2012    「吹上ワンダーマップ」鹿児島県吹上町内(鹿児島)

2013    「吹上ワンダーマップ」鹿児島県吹上町内(鹿児島)

2019    「interaction vol.4」 GALLERY MoMo Ryogoku(東京)

2020    「再考|Reflection」 GALLERY MoMo Ryogoku(東京)